PMBOKの変遷
PMBOKガイド(Project Management Body of Knowledge)は、プロジェクトマネジメントの標準的な知識体系として、その時代のニーズに応じて進化を続けてきました。
PMBOKの歴史
- 1996年 初版
- 2000年 第2版
- 2004年 第3版
- 2008年 第4版
- 2013年 第5版 ⭐️櫻井取得
- 2017年 第6版
- 2021年 第7版 激変!
- 2025年 第8版 (10月時点で未リリース)第6版に一部先祖返り?
発展の経緯
- QCD(品質・コスト・納期)を中心とした基本的な枠組みの確立
- デスマーチ問題への対応として、人的側面を重視し、6つの知識エリア(スコープ、タイム、コスト、品質、人的資源、コミュニケーション)を設定
- さらに3つの知識エリア(統合、リスク、契約・調達)を追加し、9つの知識エリアに
- 第5版でステークホルダーマネジメントが追加され、10の知識エリアに
- 第6版でアジャイル開発に関する記述を追加
- 10の知識エリア、5のプロセス群、47のプロセスで構成
パラダイムシフト(第7版: 2021年〜)
- 大幅な構造変更:プロセスベースから原則ベースへ
- 12のPMプリンシパル(原則)
- 8つのパフォーマンスドメイン
- HOW TO本から概念的なガイドへの転換
2025年11月(予定) 第8版
- AIの活用を中心テーマに
- 6つのPMプリンシパル
- 5つのプロセス群の復活
- 7つのドメイン、40個のプロセス
- 第6版への部分的な回帰